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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
10・9 保守

10・9 保守 (2008/10/09)  7月に日本にいった頃からアマゾン旅行をぼんやり考えていた。さあ、そろそろ行こうか、と思ったときに世界経済の崩壊が始まり、どうしようかと迷い始めた。そんなときOさんが「アマゾン漂流日記」という本を貸してくれた。3人の青年がペルーから筏で川を下ってくる体験記である。はっきり入ってかなり無謀な、いつ死んでもおかしくないような旅、いや冒険である。なんとかなるさ、という気持ちで、彼らは数々の困難を乗り越えていく。そして、健康な肉体と強運でほぼ旅をまっとうする。読んでいて、とても自分にはできるような旅ではないなと思った。作者はちょうど僕と同じ歳で、29歳のときにこの旅をしている。この年齢のときにそういう話があったらもしかしたら、乗ったかもしれない。しかし、今は肉体的にも精神的にも絶対無理だし自信がない。普通の船の旅でさえ心配でたまらない。
 先のことを心配してもしょうがない。本当にそう思う。しかし、やはり心配してしまう。歳をとってそれだけ保守的になったということか。


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