10・23 会話 (2008/10/24)
やっと寒さも通り過ぎ、夏らしい天気になってきた。気持ちよい天候なのだが、急激な温度上昇のために身体がついていかない。血圧が上昇し、いまいちの健康状態である。救いは、サンパウロが日本の夏のように湿気が高くないことだ。今年の日本の夏の暑さは僕にとってうんざりするほどでアマゾン並みであった。身体の調子がいまいちだったこともあり、暑さが怖いという状態でさえあった。 最近、ポルトガル語のヒアリング能力が上がってきたような気がする。テレビを見ててもほとんど解るようになってきたし、会話をしていても難しい言葉を使われなければ聞く方はほとんど困らなくなった。しかし、話す方は相変わらずダメで、相手に理解させるのにいつも四苦八苦している。そう言えば、英語もダメだったし、大学で習ったドイツ語も今ではほとんど覚えてない。つくづく語学的才能がないことを痛感する。 ヒアリングの上達の理由としては、日本人と会う機会が減って、ブラジル人と話す機会が増えたためだと思う。以前は、ポルトガル語を使う機会が少なく、彼女に「あなた、ポルトガル語がヘタになったわね。話が通じなくなってきてわ」といわれることがしばしばであったが、最近は言われることが少なくなってきた。いろんな情報を知るために今まで以上に、真剣にテレビのニュースを見るようになったこともあるかもしれない。 10年目ほどのときには、どうせ僕にはポルトガル語は無理だから、そこそこできればいい、とあきらめていたのだが、ここにきて少しヒアリングが上達したのは嬉しい。日常会話にはさほど困らないのだが、もうすこしきちんと話せるようになったらいうことがないのだが。
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