1・5 映画 (2009/01/06)
映画を見る傾向が大分変わってきた。 昔から映画を見るのが好きで大学では映画研究会にも所属した。ただ、僕の場合は、たんに見るのが好きで、それも娯楽大作が好きで、といった感じだったので、古い映画や芸術作品を数多く見ている他の部員にはとてもついていけなかった。それでも映画研究会に所属していたおかげで、随分いわゆる名作といわれる古い映画を見ることができた。 ブラジルに来て、ポルトガル語があまりわからなかったのでほとんど映画を見ることはなかった。まだまだポルトガル語には不自由しているが、ストーリーを追うくらいのヒヤリングができるようになったせいもあるだろうし、暇なこともあり、最近大分見るようになった。ただ、ストーリーの複雑なものや心理描写が細かなモノは完全には理解しきれないので、どうしても避けてしまう。 ありがたいことに、多くのブラジル人も字幕を読むのが苦手なようで、結構多くの大作モノは吹き替えになっており、ほとんど読めない僕には非常にありがたい。そんなこともあり、吹きかえされた、ストーリーの簡単なアクションモノやアニメを自然に多く見るようになってきた。 ただ、いわゆる芸術作品といわれるものは、光の使い方やシーン、シーンが美しいモノが多く、写真を撮るに当たって非常に参考になるのでできるだけ見るようにしている。ストーリーが複雑すぎて解らないものは、完全に割り切ってシーンだけを見るようにしている。そんな時は、続けて何回も見たいのだが、最近の映画館は完全総入れ替えになっているのでそうもいかない。 苦手になってきたのが、ホラーものや、人体を切り刻むようなシーンが多いモノだ。見なければいいのだが、一緒に行った相手が、どうしても見たいという場合にはしぶしぶ見ることになってしまう。最近の傾向としてこの手のモノが増えてきているような気がするが、それだけ人気があるということだろうか? 世の中が殺伐としてきているだけに、見てエネルギーが湧くような、僕も頑張ろう! と思わしてくうれるような映画をもっと作ってもらいたい。
 | 最近、海賊盤のDVDを1枚100円で買ったが、案の定7枚のうち3枚は見れなかった。やっぱり海賊盤を買う場合でも、安すぎるものはダメなのだ。深く反省! |
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