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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/02)
1・21 中流の辛さ

1・21 中流の辛さ (2009/01/22)  もう、真夏だというのに、寒い日が続いている。いったいどうなっているのだろう。まったく過ごしにくくてしょうがない。
 昼間、知人に会って話していると、いつも僕の日記を読んでくれているらしく、「ピットブルを蹴ったのですか? 危ないですよ」と驚かれてしまった。今になって思うと確かに危なかったと思う。その時は、アズミを守る一心で危ないなんて考えもしなかったが、あんな凶暴な犬に向ってこられたら深い傷を負っただろう。犬の主人は貧乏そうな奴だったし、治療費を請求してもきっと払ってもらえなかっただろう。
 ブラジルで面白い所は、貧乏人が人身事故や、他の車などに事故を起こしても、結局、皆あきらめて訴えさえもしないところである。「ない袖は触れないから、面倒臭くていやな目にあって結局払ってもらえないから、始めから訴えない」というのである。そういうことを知っているものだから何か問題があると「お金がない」と言えばモノゴトが解決すると思っている奴らが多い。逆に少しでも相手がお金がありそうだとなんとかお金を取ろうとするからいやらしい。
 お金を持っている人たちは、お金を使っていろいろな問題解決をするが、一方、貧乏人もお金がないことを盾に、問題を起こしてもしらんぷりをする。結局、貧乏とまではいえないが、大したお金もない程度の人が一番苦しい立場を迫られる。


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