2・22 カーニバルの1日 (2009/02/23)
今年は、どうもカーニバルらしさを感じない。多分、僕自身が会場に行くこともなく、家でビデオと本を読んで過ごしているからだろうが、それにしても街中もフツフツ血が沸くような雰囲気が漂っていない。商店もほぼ普通通り開いているし、人通りもほとんど変わらない。そう感じているのは僕だけであろうか。 カーニバル期間中は、読書と映画を思う存分見る日と決めて、午前中は通常通り、犬の散歩にブログ、その他もろもろの雑用をして、午後からずっとその時間に当てている。 10レアル(500円)で4枚、海賊盤DVDを購入して早速見始めたが、面白いモノとなるとなかなか難しい。すべてポルトガル語だから、ストーリーの簡単なアクションものかアドベンチャーものばかり選んでいるせいかもしれない。 当たりは「ヘル・ボーイ」と「ジャンパー」、これは面白かった。1枚間違えてホラー映画が混じりこんでいた。せっかく買ったのだからと思ってみたが、見た後、気分が悪くなってしまった。最近、ホラーものはダメで、特に身体を切り刻んだり、血ドバドバものは、受け付けなくなってきた。つい先日、この手の3D映画に付き合せられ、いやいやながら見たが、ひどかった。この手の映画は、ますます、人の身体を切り刻むシーンが増えているような気がする。それも本当にリアルで注射が大嫌いな僕は思わず目をつぶってしまう。そんな映画が受けているなんてちょっと信じられないが、こうして次々と新作が出ているということは、受けているということだろう。 こんな映画を作って見せるから、異常な感覚が目覚めて同じようなことをしようとする人間が出てくるのではないだろうか。
 | お化けが出てきそうな古い建物。今や、お化けよりも人間が怖い |
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