2・23 ラーメン大好き (2009/02/24)
「エドアルド(息子)がラーメンを食べたい、食べたい、と言っているから連れて行ってやってよ」と彼女から電話があった。自分で言ってくれば、すぐ連れて行ってやるのに、と思いながら電話を切った。息子は僕に面と向って頼むのが恥ずかしいのか、ゲームやおもちゃが欲しい時も、いつも回りくどい言い方で、欲しいことを示してくる。時々機嫌が悪い時にモノごとを頼まれるとヘソを曲げて嫌だという悪い癖が僕にあることを彼は知っているのかもしれない。 何度か、リベルダーデにあるアスカというラーメン屋に連れて行って、トンコツラーメンを食べさせた。以前は麺の茹で方がいまいちで、茹ですぎのラーメンが出てきて、ほとんど行っていなかったのだが、ブラジル人の従業員の腕が上がったのか、久しぶりに行って「固麺」と頼むと随分とよくなったラーメンが出てきた。息子は随分と気に入ったようで、2回目行ったときは、いつもはあまり食べないのに、僕を真似て大盛りを注文するという。本当に大丈夫かと何度も念を押したが、大丈夫だというので注文すると、なんとか食べきった。 僕が無類の麺好きなので、彼にも小さな頃から、うどんやラーメンを食べさせてきたせいか、彼も麺類が大好きになった。特に冷やしうどんは大好きなようで、今では母親も一緒になって食べている。ただ、日本の麺類は音を立てて食べてもいいが、スパゲティなどは音を食べるものではないということを口を酸っぱくなるほど言っている。時々、中国から着たばかりのような中国人とレストランで出くわすことがあるが、おいしく食べるのは良いがその食べ散らかし方は見ていて気持ちの良いモノではない。そんなこともあり、彼には最低限のマナーは身につけさせたいと思っている。 漫画のナルトはブラジルでも流行っており、息子も毎月でるナルトの新刊をクビを長くしてまっている。彼は読書が苦手なので、少しでも文字を読むのに慣れてもらいたいと思い買ってやったのが始まりだった。最初は1冊読むのに2,3日掛かっていたが今では1時間ほどで読見終えるようになった。これには驚いたが、未だに本を読むのは好きでないようなのが残念だ。しかし、こういった習慣はあまり無理に押し付けても仕方がないので、少しずつ慣らしていこうと思っている。漫画の中で、主人公のナルトがそばだかラーメンだかをおいしそうに食べるシーンがあるらしい。しばらくラーメン屋に連れて行ってないこともあるが、どうやらそれを見て、食べたくなったようだ。そういえば、僕も小さな頃に漫画の主人公がおいしそうにラーメンを食べるシーンを見て無性に食べたくなったことがある。 少し値段は上がったかもしれないが(以前は500円ほど)、できるだけ早く連れて行ってあげようと思っている。
 | 息子から電話があると、犬たちはわかるのか?ドアの前で彼がくるのを待ち続ける |
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