3・1 流れ雲 (2009/03/02)
サンパウロはカーニバルも終わり、暦の上では秋になったのに、突然暑さがやってきて、真夏に舞い戻った感じである。今年の夏は、ちっとも暑くならなかったのに、おかしな天候である。朝の散歩をしても、普段はすがすがしく汗がかけるのに、今日は汗が粘りついてくるようで気持ちがわるい。昨日の夜は春に飛ぶ羽蟻が部屋に入ってきていたし、季節が狂い始めているようだ。 久しぶりに、息子と26階の屋上にあがってみた。この季節は浮雲が浮ぶ青空がブラジルの空らしく、非常に美しい。ちょっと日本ではなかなか見れない空ではなかろうか? ブラジルに着たばかりの頃は、ぷかりぷかり雲が浮ぶこの空を見て、日本に思いを寄せたものである。今は遠い昔である。
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