3・7 息子と少林寺拳法 (2009/03/07)
明日は友達の家でパーティがあるから行くか? と息子に聞いたところ、行かないという。ここしばらく、少林寺拳法の茶帯への昇級で一生懸命なのだ。息子としては、未だに緑帯は仲間内では彼独りなのでなんとか昇級したいらしい。ちょうど明日は少林寺拳法の練習の日に当たる 息子は少林寺拳法を始めてかれこれ7年になる。その間、長期的に何回か練習を休んだこともあり、もう、これで完全に止めるかな、ということも何回もあった。そのたびに、何度か無理やりいかせた。武道を習わして少しでも日本的感覚を体で覚えさせたかったし、僕がからっきし弱いから、もしものときに自分の身を守るくらいの強さは身に着けてもらいたかったからだ。 功を奏し、日本語で挨拶はできるようになった。ただ、手を合わせて、「さよなら」というのはちょっと恥ずかしいので止めてもらいたいが、それが少林寺拳法の挨拶なら仕方がない、と思い何も言っていない。時おり喧嘩もするようだが、こちらの方は全くダメなようで、1回顔を腫らして帰ってきたことがあった。子供の中には12歳ほどで、165センチ以上がざらにいて、150センチにも満たない息子は、体格が劣ると精神的にまず負けてしまうようである。もし、息子が本気でやれば、少々の体格の差は問題なく相手を負かすと思うのだが、彼は自分が弱いと思っているのか、喧嘩にさえならないようだ。もし、僕が彼くらい少林寺拳法を習っていれば、やられたら必ずやりかえすと思う。もっともヘタに喧嘩をして、相手に怪我をさせたり、怪我をしたりするのもバカバカしいから、自分は弱い、と思っている方がいいのかもしれない。
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