3・18 息子と茶帯 (2009/03/19)
息子はやっと待望の茶帯を取れたらしい。取るために、毎週土曜日の練習もかかさず行っていたし、筆記の勉強もがんばってしたようだから、その努力は誉めてやりたい。 通ったことは先に知らせてもらったようだが、証書はまだ日本からついていないようで、先生が好意で知れせてくれたのだ。さらに、もう日本で認められているから茶帯も使ってよいと言ってくれたらしい。息子としては、証書と一緒に茶帯の使用許可を皆の前でしてもらえると思っていたらしく、がっかりした様子であった。僕の前ではそんな素振りは見せたことがなかったし、今まで気がつかなかったが、彼は結構目だ立ちがり屋なのかもしれない。僕自身は目だったり、人の前にたったりするのは、非常に嫌いなだけに、この辺の気持ちはよく解らない。 ブラジル人は、賞状やメダル、トロフィーなどを非常に大切にし、必ず自分の部屋や居間に飾ってある。あまりこういったモノをもらう習慣がないせいだろうか? 確かに自分の行ってきたことの証明、誇りであるからその気持ちは解らないでもない。 僕は、それらのものはどうでも良いと思っている人間なので、小学生の頃もらった県展の賞状なども親に見せた後はどうなったのか全く記憶にない。高校や大学の卒業証明書などもどうなったのか解らない。さすがに棄てた覚えはないので、日本の妹の家かどこかにあるはずだが・・・。 自分の歩んでいた歴史の証明だからもう少し大切に扱わなくてはいけないな、と今書いていて少し反省している。
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