5・24 犬の流行 (2009/05/25)
犬の散歩を毎日していると、飼い犬の種類が随分変わったことに気がつく。犬にも流行があるのだ。 数年前は、体を鍛えたマッチョマンタイプの男が周りを威圧するように、ピットブルを連れて歩いているのをよくみかけた。ピットブルの殺傷事件が相次ぎ、自然ピットブルは消え去って行った。次に、女の子たちがプードル、そしておじいちゃんやおばあちゃんがダックスフンドを連れて歩いていた。この頃、うちのダックスフンドを購入した。別にどんな種類でも良かったのだが、安い犬はこの種しかいなかったのだ。 次に、小さなテリア系の犬を、ゲイたちが好んで連れて歩いているのをよくみかけた。小さなテリアを見ると、ゲイの大きな腕に抱かれているイメージが強く、どうもいかない。 最近はマルチーズやペキニーズ系の毛の長い、いわゆる座敷犬を多く見かけるようになった。こういう犬はやっぱり家の中で飼う犬だから、長い毛をひきずりながら道路を歩くのは似合わない。僕が高校の頃、家でマルチーズを飼っていたが、毛を梳かないと毛玉ができてしょうがなかった。ブラジル人はいつもちゃんと毛を梳かしているのだろうか? 最近ペットブームでいたる所にペットショップができているから、その点は楽なのかもしれない。 こうしてみていると、犬の流行も随分あるものだ、と思う。流行ハズレになった犬たちは何処へ消えていってしまうのだろうか?
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