6・2 身体と精神 (2009/06/03)
昨日は、1杯のワインを飲んだせいか、一度4時に目が覚めたものの、再び寝ることができ、起きたら7時近くになっていた。今日は魚の買出しの日でもあるし、犬の散歩は中止。それを知ってか、「雨でもないのに何で散歩に連れて行ってくれないの?」と言っているように、アズミが不満そうに何度も僕の部屋にくる。「中止! 行かないんだ!」と強めに言うと分かったのか、それ以上はこなくなった。とにかく今日は寒い。そのせいかニンジャは寝床に入ったままでてこない。あいつは行けなくなったことを喜んでいるようである。犬によってもこれほど性格に差があるのだ。 久しぶりに同じ年の友人に電話をした。 「最近、熟睡できないせいか、3時とか4時に起きるんだよね。そうするともう眠れなくて、犬の散歩までおき続けることになるんだよ。それで寝不足になって、血圧があがるんだよね」と僕。 「何か心配事がある?」と友人。 「仕事や日本の実家の事など最近問題が多いんだよね。でも、以前はこれくらいの心配ごとでヘタバルような神経はしていなかったし、身体にも影響はなかったと思うけど」 「歳をとってそれだけ精神が細やかになって成長して、身体がそれにおいついて行ってないのよ」 なるほどそういう考え方もできるな、と思わず少し納得してしまった。まさしくポジティブな考え方である。この友人とは滅多に会うことはないのだが、たまに電話をするといつもポジティブな考え方を教えてくれ、励ましてくれる。最近、精神的なモノがすぐ身体に影響するようになって、つくづく情けないな、と思っていただけに、それを聞いてうれしくなった。もっとも、歳をとって、身体が精神に対して弱くなったということも考えられるが、精神が成長して・・・、といういい方に思うことにする。どちらにしろ、精神に負けないだけの身体を作って行こうと、今はそう思えるようになった。
 | サンパウロの町はどこもかしこも車だらけ。車を持っていても、ラッシュばかりで、余計疲れてお金を使うことになりそうだから、今の僕には車は不要である。実際は先立つモノがない、ということもあるが・・・・ |
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