6・17 料理の難しさ (2009/06/18)
先週の寒さも大分和らぎ過ごし易い日が昨日今日と続いている。それでも寒いには寒いので、しまってあった電気カーペットを引っ張り出してきて暖をとる。何しろ服を多く着る以外に身体を温めるものがないので、カーペットの上で息子と二人で毛布を被ってテレビを見ている。多分、サンパウロでは薪ストーブも街中では使えないから、ほとんどの人は電気ストーブで過ごしているのではないだろうか。 息子は毎日6時から始まる「ポケモン」と「飛龍剣道」を楽しみにして見ている。僕も一緒になってみるのだが、僕の子供の頃あった「仮面ライダー」や「5レンジャー」をついつい思い出してしまう。この手の番組はあまり当時から変わってないような気がするが、今、昔の番組を見ると多分随分古めかしく感じると思う。ちょこちょこ日本の文化や食べ物が出てくるので、見ていると僕も思わず食べたくなり、翌日に作ったりする。先日は海老天を作ったが、思ったほどはうまくできなかった。衣の温度を下げ、片栗粉などもまぜってやるのだが、どうもうまくカリッと揚がってくれない。やっぱりメリケン粉が悪いのだろうか? 今日はチャーシューを作ろうと思い、安売りのパックされた豚があったので買ったら、すでに味つきのもので、とてももうそれ以上味をつけられる代物ではなかった。それも血圧の高い僕には、ちょっと塩が効きすぎて食べれない。がっかりである。 最近、息子に僕が作った料理を食べさせるのだが、おいしい、と言ってくれる料理を作るのは素人の僕にはなかなか難しい。息子のような日本文化に幾分かは慣れている人間でさえも受け付けないものは随分と多い。やはり、異文化の人間を納得させるのは大変である。料理の難しさを実感している。
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