7・12 寂しくなった七夕祭り (2009/07/13)
今年も七夕祭りの季節になった。サンパウロでは毎年宮崎県人会が中心になって東洋人街のリベルダーデ七夕祭りが行われる。メイン通りのガルボンブエノ通りには15mほどの数十本の青竹が立てられボンボリが飾られ結構盛大に行われてきた。毎年、ブラジル人の観光客も増え、サンパウロでも有名なお祭りになっている。 平年だと、土、日に開催されていたが、今年は土曜日は竹だけしか立てられておらず、ボンボリがつけられていない。土曜日は雨が1日中シト降るおかしな天気だったせいかもしれないが、一向にボンボリがつけられる様子はなかった。もしかして今年は竹だけで終わりか? と思いつつ、日曜日、朝、犬の散歩の途中に立ち寄ったところ、ボンボリがつけられ始めていたので一安心。 10時ごろに写真を撮りに行って驚いた。ボンボリがしょぼいのである。その数は去年の3分の1にもみたない。不況のあおりをもろに食っているのであろう。ブラジル経済はさほど悪くないとは言われているが、日本の影響をモロに受けているニッケイ企業の協賛がなかなか受けれなかったのであろう。しかし、それにしてもショボイ。がっかり。 リベルダーデで行われる中国人の旧正月のお祭りが年々盛り上がっているだけに、日本の衰退を余計に感じてしまった。
 | 写真ではそんなにショボイ飾りつけには見えないが実際はかなり寂しい |
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