約1ヶ月ぶりに帰ってきて驚いたのが息子の成長である。病院で身長と体重を測ると１５４センチ、45キロになっていたそうである。 　旅に出る前は、一緒に並んでもまだまだという余裕があったが、ムムッちょっと危ない、という感じになってきた。雰囲気も大分大人らしくなっている。 　日本でいつもお世話になる友人の息子さんも随分大きくなっており、僕の身長はもとより、友人よりも大きくなりビックリした。「父親より低いのも問題ですからね・・・・・」と友人。確かにその通りではあるが、やはり息子が僕より大きくなるのも少々憂鬱である。 　ブラジルの病院では、子供がどれくらいになるか、予想してくれるそうで、息子の場合は１８０センチほどになるらしい。もし、この予想が当たれば見上げて話をしなければならないわけである。そんなのは嫌だな～ 　息子の成長は嬉しい半分、自分が小さくなっているようで喜びきれないのが実感である。 　買ってきたお土産のゲームを早速興じる息子。ハーフは成長の過程で、日本人風の顔になったりブラジル人風の顔になったりするが、もう、日本人というよりはブラジル人の顔。

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