9・13 カメラマン増加 (2009/09/13)
今日は快晴だというのに、ついついグダグダと眠ってしまった。こういうのを春眠というのだろうか? こんなことではイカン! と自分を励ましつつ、3時半頃からベッドから抜け出し、写真を撮りつつ街をあるく。土曜日はピナコテッカ美術館が無料の日だということを思い出し、そちらの方に向かう。途中、座った立ったりしアングルをかえながら熱心に写真を撮るカップルが目に付く。それにしてもカメラを持って歩く人が増えた。デジタルになって、それだけ簡単に写真が撮れる様になったということと、値段が下がったということだろう。先日、カメラ屋でいろいろ見ていると、値段が随分安くなてっていた。以前は日本の値段の2.5~3倍していたものが、2倍ほどの値段で買える。5年ほど前は、一眼レフカメラはプロの持ち物かお金持ちのモノと言う感じであったが、今は普通のカメラ好きでも持てるようになった。 それにしても、今日はぜんぜんうまく写真が撮れない。何をとっても絵にならないのだ。調子のいいときは逆に何を撮ってもそれなりに絵になる写真が撮れるのだが・・・・。そのひどさに軽いショックを覚えながら、ピナコテッカに着いたときには5時近くになっていた。 無料の日だけあって、人が多い。ここでもカメラを持った人がなんと多いことか。一時期、日本人の写真好きは世界中で有名であったが、ブラジル人も実は日本人にまけないぐらい写真が好きなのだ。ただ、今まで、高くてなかなかカメラを持つことができなかっただけなのだ。 「最近は一眼レフカメラを買う人が多くなって、自称カメラマンが増えたけどいい写真を撮る人は少ないよ」と写真屋の店員がぼそっとぼやいたことを思い出した。でも写真は撮れば撮るほどうまくなるものだから、今後、ますます良い写真を撮るブラジル人カメラマンが増えることだろう。
 | ピナコテッカ美術館は写真に関してかなり寛容で、一部を除いて写真撮影は可能。ミナスやサルバドールとはえらい違いである。 |
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