9・21 焼き網 (2009/09/22)
今日は、朝から雨がジトジト、まるで日本の梅雨のように1日じゅう降り続く。 こういう日は普段あまりやりたくない写真の整理や原稿書き、掃除をするに限る。それにも飽きて、犬たちにちょかいを出しに隣の部屋にいくのだが、2匹とも布団に潜り込んでなかなか出てこようとしない。朝、散歩に行った後は、午前中はほとんど寝ているのだ。呼ぶと、メス犬のアズミは申し訳なさそうに顔を出すが、オス犬のニンジャは、モゴモゴと布団の中で体を動かすくらいで、顔を見せようともしない。
ブラジルでは最近でこそ、スーパーなどでも魚が売られるようになって一般庶民も魚を食べるようになったが、以前は市営市場にいくか週に1回ひらかれるフェイラ(青空市場)でしかほとんど手に入れることはできなかった。 そういうこともあり、ブラジルでは魚の料理は、フライにするか、フライパンでバターや油で炒めるか、あるいはオーブンで蒸し焼き状態にするかのどれかである。だから魚を焼く網なんてものはブラジル製はほとんど見当たらない。僕も最近になって日本製の煙がでにくい魚の焼く網を買って重宝している。煮たり、炒めたりするより、やはり魚は焼くのが一番おいしい。ただブラジルのアパートは煙に対してかなりうるさい。ブラジル人の大好きなシュラスコ(バーベキュー)もアパートの中やベランダでは普通禁止されている。そんなわけで魚を焼くにあたっては煙が出ないよう細心の注意を払っている。 面倒ではあるが、弱火で時間をかけながら焼く魚はおいしく、焼き網を買ったことで食の域が広がった。
 | リベルダーデで一番安いものを買ったのだが、それでも十分役に立ってくれている |
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 | ニンジャ(茶)とアズミ(黒)最近夫婦仲もよくなってきたので安心している。 |
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