10・25 息子の成長と父の思い出 (2009/10/26)
息子の身長が1ヶ月1センチのペースで伸びている。今、12歳で154センチほどである。僕は165センチほどであるから、一緒に並んでも、そんなに変わらなくなってしまった。息子の成長は喜ぶべきことなのだが、身長が追い抜かれるのは、少々寂しい。父もこんな気分を味わったのかのだろうか? 亡くなった父は、酒好きではあったが、おとなしい人で、あまり強く怒られたりした覚えがない。ただ1度、何が原因だったのか今では覚えていないが、ぶたれたことがある。北海道の大学に行くときも、ブラジルに行くときも、ぶつぶつと文句を言われたが、結局は行かしてくれた。父としては、北海道でなく少しでも近い東京、大阪の大学に行って欲しかったようだ。それが世界で一番遠いブラジルにまで僕が行くと言い出したときには、さぞかしショックだろうと思う。好き放題な事をさしてくれた父には今では感謝している。 今、自分が息子を持つ身になって、ほんの少しではあるが父の気持ちがわかるようになってきた。わがままな僕は、息子にもあまり親らしいことはしてないような気がするが、父から受け継いだ、人にずるいことなどをしないまっすぐな気持ちは息子に教えていきたい。
 | もう、すっかり子供子供した感じがなくなった息子。犬たちも息子に一目置くようになった。 |
|
|