11・11 停電の影響 (2009/11/12)
停電の原因はいつものように責任のなすりあいで未だにはっきりわかっていない。 昨日の停電の影響で、ポンプが動かず未だに水が出ない区域もたくさんある。高級チョコレート屋や、高級アイスクリーム屋では冷蔵庫が止まってしまい、ほとんどの製品が販売できない状態になったらしい。こういう高級店は、普段使うことがないので、僕には関係ないが、スーパーやレストランでもかなり影響があったらしく、半分腐ったような肉や魚を販売したり、使用したりする可能性があるので2週間ぐらいは購入や利用には注意を払った方が良い、とニュースで告げていた。 特に、僕にとって痛いのは、しばらくは安くておいしい中華料理屋が使えないことである。ただでさえ、衛生状態が悪く、古い食品を平気で使っている店が多い中華料理店では、ここ2週間は停電の影響を受けた食品を使う可能性が特に多いのでしばらくは使わないつもりである。 ブラジルでは中華料理屋の汚さは結構話題になっている。数週間前に衛生局に、食品の保存や賞味期限切れの商品を使っている中華レストランが訴えられた。この店のひどさはニュースでも取り上げられ、便所を歩いている料理用のワタリガニの姿が映像にうつっていた。さすがに、これにはブラジル人も驚いた(僕もびっくりした)ようで、しつこくテレビで流された。もちろん、すべての中華料理屋が衛生的に問題があるわけでなく、調理場をガラス張にして中華料理屋の悪いイメージを一掃した店もある。 しばらくは、外食は避け,家で食べるように心がけた方がよさそうである。
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