移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/04/05)
12・8 食べなくなった肉 [画像を表示]

12・8 食べなくなった肉 (2009/12/09) 最近、メルカード(市場)に行くようになって、すっかり魚が主流になってしまい肉はほとんど食べなくなった。久しぶりに肉屋で500グラムのクッションモーリ(肉の部位)を頼んだ。
 肉屋で買うと、たいていその場で大きな肉塊から切り分けてくれる。500グラムと言ったにも関わらず、秤にのせた肉は850グラム。「多すぎる?」と売り子が訊ねてきたが、もう面倒くさくなって思わず「それでいいよ」と答えてしまった。肉屋の売り子は少しでも多く売るために、たいてい多めに切る。客もあまり細かいことをウダウダ言いたくないので、結局はOKを出してしまう。たぶん、オーナーからその辺の指示が入っているのだろう。別に聞いてくれば、嫌なら、嫌だと言えばいいのだからいいのだが、頭にくるのが、厚かましい売り子だ。200グラムほど超過してても何も聞かずに平気で売りつける奴がいる。たかが、お金にして2レアル(100円ほど)ほどの差だから、どうでもいいといえばいいのだが、こういう厚かましい奴は、お金の問題でなく、僕の性格から許せない。すかさず文句を言って少なくしてもらう。土佐の血か? 売り手からすれば嫌な客だと思う。もちろん、こうした厚かましい奴ばかりでなく、時には異常に細かな奴がいて、何回も肉を測りなおし、きっちり注文した重さにする売り子もいる。
 たかが、肉を買うだけでいちいち頭にくるのも嫌だから肉はたいていスーパーのパック入りを購入するようにしていた。僕のよくいく大型スーパーの肉は、一見、赤々しく新鮮そうに見えるのだが、家に帰って肉を切ると、表面は異常に赤っぽく、中は黒ずんでいる。おそらく、食紅か何かを表面にかけて赤くみせているのだろう。
 この辺をブラジル人の友人に聞くと、やはり赤く見えるように何かを使っているらしい。スーパーの食肉部に働いていた、彼の知人は、上司に赤くするように言われ、結局怖くなってやめたそうである。というのはブラジルの場合、何か問題があると、上司が責任をとるのではなく、たいてい下で働いる者が責任をなすりつけられるからである。ブラジルでも、最近、食の安全がうるさく言われているので、この肉の色つけも、きっと今に問題にされるであろう。
 やはり、何を使って色つけされているのかわからないので、身体に害が起きる可能性も十分あり得る。そんなわけで、スーパーではほとんど肉を買わなくなり、ますます肉を食べる機会が減ってしまった。

DSC_2100.jpg
メルカードのソーセージ屋。
メルカードの食品は、それほど安くはないが、質はしっかりしているようだ。これから肉もメルカードで購入しようと思っている

 
 
 


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2020 楮佐古晶章. All rights reserved.