12・19 モンモン (2009/12/20)
ブラジルでタツー(刺青)が流行しはじめて、もう随分になる。刺青の仕方にもいろいろ流行があるようで、去年あたりは10円玉ほどの小さなモノを足や首、耳の後ろなどにワンポイントでするのが流行っていたが、今は、腕全体に、昔の日本のヤクザがしていたようモンモンにする人が増えた。 デザインも牡丹の花や、般若、鯉など日本的なものが増えた。色も以前は一色であったが、今やカラフルになり日本のものとほぼ同じである。日本では刺青というと悪いイメージ? (最近はない??)があるがこちらでは全くないので、かっこいい、きれい、と思った人は躊躇うこともなく、お金さえあればすぐ彫るようだ。ちょっと言いすぎかもしれないが、サンパウロで全く刺青をしていない20代以上の若者を見つけるのは結構難しいかもしれない。 こちらの人は年をとれば、シワシワになってしまう人が結構多い。さらに、食事や太陽光線が強いために肌は荒れ汚い人が多いので、今はきれいな彫り物も年をとれば、何が描かれているかわからない汚いモノになってしまうのではないだろうか。 シリコン胸に、入れ墨、せっかくきれいなスタイルをしているブラジルの身体はどんどん見苦しくなっている。まったくもってもったいない話である。
 | この刺青はたいしたことはないが、もっと精巧でカラフルなものが増えた |
|
|