12・22 銀行カード利用届 (2009/12/23)
銀行のカードを使う必要が出てきたので、3か月前に送られてきたカードをもって銀行に向かった。 日本のように、カードが送られてきたらすぐ何もせず使えれれば簡単なのだが、ブラジルの場合は、そのカードが使えるようにするために結構面倒くさい作業をしなければならない。一般的には、銀行の窓口でするのではなく、電話ですべて行わなければならない。 まず、カードを使えるようにし、その後、暗証番号を聞きとらなければならない。電話では結構聞き取りずらいし、自分のドキュメントの番号などを電話案内にそって打ち込まなければならない。一度自分で挑戦したが、何回も失敗し、降参してしまった。聞くと、ブラジル人でさえ、聞きずらく、何回も失敗するらしい。そんな複雑なことは僕には無理である。結局銀行にカードを持ち込んで、係の人間に手伝ってもらって、やっと使用可能な状態にしてもらった。 どうやら、銀行のカードの使用をするのに、困っているのは僕だけでないらしく、係員は慣れた様子でシスマティックに作業をしてくれた。確かに、ほとんどポ語ができない、おじいちゃんおばあちゃん達には、絶対むりだと思う。昔は、日本語で対応してくれる電話もあったが、日本語を話す人が少なくなってしまい、止めにしてしまったそうだ。 このように、2重、3重にブロックするのも、カードを盗んだり、悪用する犯罪が後を絶たないからだろう。カード1枚使えるようにするために結局午前中いっぱいかかってしまったが、自分の財産をブラジルで守るためにはこれくらいしなければならないのは仕方のないことなのだろう。
|