1・2 映画 (2010/01/03)
今日も朝から雨、雨、雨。結局、1日中家で過ごしてしまった。 DVDで「グラン・トリノ」「めぐりあう時間たち」「フォーンブース」を立て続けに見る。これらは友人に借りたモノなので日本語の吹き替えでも見ることができた。ためしに、日本語で見てみたが、映画の雰囲気ががらりと変わってしまった。やはり、俳優の生の声を聞く方が迫力がある。結局、また字幕に変えてしまった。 ブラジル人はあまり、本を読む習慣がないせいか、最近吹き替えの映画が増えてきた。今でこそ、大学に行く人も増え、バスやメトロの中でも本を読む人が増えたが、以前はほとんどいなかった。息子によると彼の学級の女の子の間では本を読むのが流行しているそうだし、本を読む習慣は以前に比べ確実に増えているようだ。しかし、大多数の人はまだまだ苦手で、文盲率もまだまだ高い。さらに最近のDVDは簡単に吹き替えに変えることができるので、文字をおいながら映画を見るのはあまり好まれないようなのだ。ブラジル人の友人に聞くと、やはり、映画館で観ていて、字幕を追い切れない人が結構多いらしい。それで吹き替えが増えているとのことであった。 今に、完全自動通訳機なんていうものができて、他の国の言葉を勉強する必要ない時代が来るかもしれない。技術の発達でいろんなものが便利になるのはいいが、その反面人間のいろんな部分が退化し、ある意味どんどんバカになっているような気がする。
 | 新年になったのに雨ばかり。肌寒いし、夏という感じがしない |
|
|