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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/08/08)
1・21 ベレンその2 [画像を表示]

1・21 ベレンその2 (2010/01/24)  アマゾンの河口の町ベレンは、内陸の河岸の町に比べて、風が吹くため随分すごしやすいという。それでもサンパウロの日差しよりかなり強い。湿度も高い。「今日は曇っていて、すずしいよ」と住んでいる人はいうが、とても涼しいという感じにはならなかった。ただ、1日中重いカメラを持っての仕事にも関わらず、思ったほど疲れないのが不思議である。マナウスでも感じたが、アマゾンは僕にあっているのかもしれない。
 特に治安が悪いとわれているメルカードに日系人のタクシーの運転手Oさんにつきそってもらっていく。10数年前にきたときには、もっともっとごちゃごちゃした感じがあって迷路のようになっていたような覚えがあるが、さほどでもない。サルバドールのフェイラ・デ・サンジョーキンの方がもっと危ない感じがする。
「最近は、警官がけっこう見回っているから、そんなに危なくないよ」Oさんはニコニコしながら教えてくれる。なるほど、入口付近には数人の警官がたむろしている。それでも、気をつけるにはこしたことはない。気を配りながらどんどんすすんでいくと、薬草の売りの露天があった。みるとバイアグラと書かれた少し赤みがかった液体が入った小瓶がたくさんならんでいる。ちょっと顔が怖そうな店のおばちゃんにきくと「これを飲むと、もうギンギンだよ。私の夫は毎日のんでるから、もう毎日よ! 子供も7人いるわ」実は、このおばちゃんを撮りたかったのだ。やはり、急にカメラを向けると、人は身構えてしまうし、中には、拒否をする人間がいる。なんやかんや話していると、すっかりうちとけて、写真もとっていいよ、といってくれた。お礼にバイアグラを買う。10レアル(500円)、ワインにアマゾンの精力剤として有名な、マラプアマやカツアバなどの木や根っこが入っている。本当に効くかどうかは??であるが、話のネタになって面白い。
 魚売り場の建物にいくと、フィリョッチと呼ばれる2メートルほどの巨大なナマズや、ペスカードアマレーロなどが売られていた。マナウスと比べると魚の種類も量も少ないので少々がっかりしたが、それなりに楽しめた。もしかしたらベレンの人はマナウスの人ほど魚を食べないのかもしれない。
 工業の町、マナウスに比べると、古都ベレンはどことなくのんびりしていて住みやすそうな町に思える。人々も、まろやかでのんびりしている。ベレンの町は、しばらく住んでみたくなるような、心地良い町である。

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ちょっと顔が怖いこのおばちゃんも話すとなかなか陽気。ナチュラルバイアグラは効果抜群とのこと。


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