2・10記念写真 (2010/02/11)
もう、随分前から、家族写真を撮らせてもらうようになった。別にそれが本業ではないので、宣伝も一切せず口コミだけで続いている。初めは、まったくしらない家庭に伺って写真を撮るのは、気を遣うし、疲れるし、あまり気が進まなかったが、できあがった写真を渡すと皆非常に喜んでくれ、大事な思いでとして居間に飾ってくれるので、こちらもすっかりうれしくなり、ほそぼそと続けている。中には毎年撮ってくれという人がいて、子供の成長をみていると、こちらも面白いし、楽しい。 自分の写真や、雑誌社や新聞社の仕事で撮る写真は被写体が気に入るかということは考えずに、シーン的に面白かったり、表情が面白かったりする写真を撮ればいいので、ある意味気ままにとれるが、記念写真は相手が気に入りそうな表情をみつけだしとらなければならないので、僕には難しい。 たかだかシャッターボタンを押すだけであるが、写真はつくづく難しいと思う。
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