2・18 買い出し (2010/02/19)
やっと、仕事の目鼻立ちがついて、ほっとしている。しかし、ここで気を緩めてはならない。いつも、途中で気を緩めて、大変な目に遭っているから、今回は、完全にできあがるまでは、気を引き締めていくつもりである。 久しぶりにメルカードに魚の買い出しにいく。カーニバルが終わったばかりでメルカードも気の抜けたサイダーのようにたるたるの雰囲気がただよっている。 「今日はきれいな顔をしているね」と馴染みの魚屋に行くと、売り子のベッチさんが、顔をなぞって笑った。うーむ、知らない間にこのおばさんのチェックが入っていたのだ。普段は朝早いから、ここに来る時は,シャワーを浴びたり、浴びなかったりで、格好もほとんど気にしていなかったのだ。今日はたまたま。朝の散歩が早く終わってシャワーを浴びて髭をそってきたのだった。 ガラスケースの中を見ると、大した魚はないが、久しぶりにイワシがあるではないか。イワシを1キロ半に、名前が解らないが、ベッチさんお勧めの魚を1キロ半買う。 暇そうな、ベッチさんを誘って、メルカードで働く人いきつけのバールでカフェを飲む。 「よく、こんな熱いのが飲めるね」平気そうにカフェを飲んでいる僕を見てベッチさんがつぶやいた。ブラジルの人は猫舌が多いのだ。カフェはそれほど熱いモノではなかったが、フウフウ冷ましながら彼女は少しずつ飲んでいる。リベルダージの日本食関係の裏話を聞きながら、カフェを飲み終えた。ここのカフェはエスプレッソではないが、独特のブレンドがされていてうまい。一度、友人の日本人を連れてきた時、彼も「うまいね」と言っていたので、結構いけると思う。 もう1軒のいきつけの店で、さらに、マナガツオとアジを買い込み1週間分の魚を買い終えた。じょじょに、平常の生活に戻りつつある。嬉しい。
 | 青ぶり。青に対し赤もある。味は青がおいしいそうだ。ぶりは好きな魚だが、値段が・・・・。行きつけの日系人のお店で |
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