3・5 チャンポンと息子の成長 (2010/03/06)
久しぶりに息子と外食に行く。何が食べたいかと聞くと、「チャンポン」という答えが返ってきた。今までは「ラーメン」という答えばかりだったので、一番安くつくラーメンを想定して今日の出費を考えていた。両者の出費の差は600円ほどだからそれほど大きな差はないし、まあ、食べたいというのだから仕方がない。 いつものように、水餃子とチャンポンを頼む。ここの餃子は市販されている日本の餃子の優に3倍はある大きさで、一人5個も食べれば結構おなかがいっぱいになる。最初にきた餃子を5個食べると、それでもう、満腹感はあった。これからくる、チャンポンを食べきれるか? 息子の手前、残すなんてことはしたくなかった。そういえば、昼間、普段ご飯1杯しかたべないところを2杯も食べてしまって、ここに来る前もそれほどおなかがすいていなかった。最近は、できるだけ小食にしているのだ。とはいえ、以前の僕だったら水餃子とチャンポン2人分くらいは軽く平らげていたのだが・・・・。普段の節制で胃が小さくなっているとは言え、少しさびしくなった。一方息子は、僕と同じ5個を平らげて、平気そうな顔をしている。まだ、チャンポンが食べられるか、と聞くと「食べれる」とぼそっという。ムムムム・・・。最近身体が急に大きくなり、身長も僕と変わらない程度になった。こんな成長盛りの子供に、どんどん体力が落ちて行っているおじさんが対抗しても後でバカを見るだけであるから、無謀なことはするつもりはないが、できればチャンポンは食べきりたいな、と思っていた。ラッキーなことに、今日のチャンポンは麺、具ともに少なかった。多分、店側としては、料金を上げたくないものだから、量をへらしたのだろう。食べに行って料理の量が少なくて喜んだのは今日が初めての経験である。 なんとか食べきり、息子が食べ終わるのを待つ。「食べられる? 無理なら残してもいいんだよ」何回か聞いたが、「大丈夫」と言って息子はもくもくと食べ続け、ついに平らげてしまった。彼の様子では結構苦しかったようだが、それでも平らげてしまった。今までだと、絶対残していたはずなのに! 前回きたときには食べるのを少し手伝った覚えがある。もともと小食の彼ではあるが、食べる量もそのうちに追い抜かれそうである。もう、すでに足のサイズでは抜かれてしまい、悔しい思いをしたばかりであるだけに、この上食べる量まで負けてしまうのはちょっとさびしいが、一緒になってガバガバ食っていると途端にぶくぶく太って体調が狂ってしまうだろう。ここは素直に息子の成長を喜ぶべきなのだろう。
 | もくもくと食べ続ける息子。さすがに腹いっぱいになっているようで、残そうかどうしようか、迷っている感じがうかがわれる。 無理に食わせると、途端に吐いたり、体調を崩すので適当な所で止めさせる。精神的に弱いのである。今日はそれでも食べきった。 |
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