3・29 損な性格 (2010/03/30)
朝の散歩のコースに野良犬が3匹(多い時は5匹)いついている所がある。多分周辺の人が餌をやっているのだろう。人に対しては、おとなしい何もしない犬たちなのだが、犬を連れて近くを歩くと、とたんに性格が変わり、攻撃をしかけてくる。この犬たちの他にも、つながれないで飼い主と散歩している犬がいるので、追い払うのに必ず傘を持って散歩するようになった。 一度、この3匹が攻撃をしてきたので、手加減せずに思いっきり傘を振ったことがあった。犬たちはびっくりして飛び逃げた。当たれば、可なりの怪我をおっただろう。それ以来、3匹の犬たちは、攻撃をしかけようとするものの、遠巻きに吠えるだけでおよび腰になった。犬たちも僕が本気なことが分かったのだろう。 反対側の道路に渡れば、この犬たちを回避することはできるのだが、それをすることはいやだった。犬のことだけでなくても、日常的にこういうことはしばしばある。いじめっ子がいるからと言って、逃げるのは嫌なのだ。自分からわざわざ問題のある所に行かなくてもいいものを、そんなに意地を張らなくてももっと大人になればいいものを、と一人で苦笑いすることもしばしばあるが、そうしないと自分の気が済まないのである。頭の固い、損な性格になったな、とつくづく思う。
 | 雄犬、ニンジャ。散歩でリードを取るのはいつも雌犬のアズミでニンジャは後ろからついていく。アズミは大きな犬にも平気で向かっていくが、ニンジャは自分より強そうな犬の場合は、後ろに隠れているかんじである。僕が必ず守ることを知りその性格も少しずつ変わってきたが・・・。 |
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