3・31 自由な1日 (2010/04/01)
こんな極楽とんぼのような生活を送っていても、人に言えないようないろんな問題がある。今日はそんなことを一切忘れて、過ごそうと決めていた。そう思うと一挙に気持ちは緩み、朝起きたのは9時であった。 今日は、本を読んで、DVDを見て、・・・・、せっかく好きなことをして過ごそうと思っていたのに、考えてみるとさほどやることがない。結局、セ広場近くの美術館に行き写真展を見る。1Fでシングー付近のインディオの写真が展示されていた。かやぶきの小屋が作られその中に写真が展示され、なかなか工夫が感じられる。しかし、インディオの同じような写真はもう何回もみていただけに、きれいな写真ではあったがさして新鮮味がなかった。多分撮影にあたって、カメラマンは大変な苦労をしているのだろうが、見る側は、ほとんどそんなことは考えずに軽~く流してしまうだろう。人をはっとさせたり、感動させることはなんと難しいことか、そんなことを考えながら夕のセントロをぶらぶら歩いた。 夜、日本の忠犬ハチ公を題材にしたアメリカ映画「HACHI 約束の犬」をDVDで見る。いまいち、犬の演技がヘタな感じがして映画に没入しきれない。ちょっと冷めた目で見過ぎか・・・。主演がリチャード・ギアということで期待しすぎたのかもしれない。 もし僕が死んだら、僕が飼っている犬たちは僕のことをずっと覚えてくれるだろうか? すぐに新しい飼い主に慣れて僕のことなどは忘れてしまいそうな気がする。すぐ忘れられるのはちょっと悲しいが、ずっと待たれるよりは、新しい飼い主と幸せな生活を送ってくれるほうが嬉しいと思う。もしかしたら、この辺に違和感を覚えたのかもしれない。
 | セ広場では、路上の音楽家が陽気なリズムを弾いていた。どこかわびしさがあるのは場所柄? 季節柄? |
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