4・6 ぬくぬく (2010/04/07)
今朝は、思っていた以上に肌寒く、朝6時の散歩で外に出て思わず肩をすくめてしまった。タクシー乗り場の客待ち運転手も、道行く人々もみんな寒そうに身を縮めている。犬たちは、と見ると、しっぽをぴんと立てこれから出る散歩に向け気合が入り、全然寒そうな感じはない。 僕としては、これぐらいの寒さが身体が引き締まって気持ちがいい。寒すぎるのも嫌であるが、暑すぎるのもつらい。ちょっと肌寒い、14,5度の、これくらいの温度がいつも続けばさぞかしすごしやすいのでは、と思ってしまう。 いつも、吠えかかってくる、3匹の野良イヌも今日は道路脇で丸くなって寝ている。アズミが吠えると、しょうがないな、という感じで顔を上げキョトンとした顔でこちらを見ている。散歩を終えて、アパートに戻ると、犬たちはすぐ自分たちの布団にもぐりこんでしまった。今日は結構走ったので疲れたのだろう。 しばらくして彼らを見ると、2匹が仲良く布団にくるまっていた。彼らがこれだけ仲良くしているのを見るのめったにない。やっぱり寒いから一緒に固まっているのだろう。2匹を見ていて、10数年前のことを思い出した。 冬の週末には、いつも彼女とベッドの中でぬくぬくすごしたものである。1枚の毛布に一緒にくるまりテレビをみるだけであったが、それだけでも楽しく週末がくるのが待ち遠しかった。今や遠い昔の思いでである。
 | 雄犬、ニンジャ(茶)はいつも冷たくあしらわれているが、今日はやさしくされているせいか、なんとなくうれしそう |
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