4・27 南米時間 (2010/04/28)
南米時間(あるいはブラジル時間)という言葉を以前はよくきいた。南米時間とは約束の時間よりも、30分、ひどい時は1時間遅れたりすることから、そういう遅れに対してよく使われる言葉である。 最近では、サンパウロにおいては、この言葉はすっかり聞くこともなくなり、人と会う約束をしても、バスにしても、飛行機にしても、よっぽどのことがない限り10数分は送れることがあっても大きく遅れることは少なくなった。サンパウロほどの大都市になると、さすがに時間に対する感覚は世界の大都市並みにシビアになってきているのだ ところが、最近しばしば会う友人は、いまだに南米時間で生活しているようで、30分遅れることは当たり前、1時間ちかく遅れることもしばしばである。普段は時間にうるさい僕も、この友人には妙に許してしまう。彼のもって生まれたモノのせいか。彼と約束したときは、僕も15分~20分遅れていくようになった。 ただ、困ったことは他の人と約束した時間にも10分ほど遅れるようになったことだ。ちょっと気を引き締めなければと最近反省している
 | 街の演奏家。以前にも彼の写真を撮ったことがあって、写真を差し上げていた。そのことを言うと突然思い出し、不審そうに僕を見ていた固い顔に笑顔現れた。 |
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