5・27 旅前 (2010/05/31)
久々の夜行バスの旅、不安と期待が混じりあった複雑な気分である。たかだか、2泊3日の旅であるが、犬のこと、仕事のこと、お金のことなどを考えているとちょっと憂鬱である。旅行前のこんな気分が嫌いである。若い頃は、何もなかったし、犬もいなかった。あるのは自分健康な身体だけであった。旅に出るのが楽しみでたまらなかった。モノを持つということは便利なように見えて逆に自分の行動を縮めてしまう。 いつの頃からか、前日にキップを買うようになった。もちろん今回の旅は知人の所にお世話になるので、適当場ことは許されないので仕方がないが、以前はいつも行き当たりばったりの旅が多かった。出る直前にキップを購入し、なければ、別の場所に行き場所を変えるという超適当な旅であった。それが今は用意万端整えている。なんと慎重な男になったことか。 もう、以前のような気の向くままに、風次第のたんぽぽのタネのような旅はできないかもしれない。そう思うとなんとなくさびしい。
 | パラナ行きの夜行バスに乗るためにバラフンダのバスターミナルに行く。さすがに週日、夜11時半のターミナルは人が少ない。 |
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