6・20 風邪とW杯 (2010/06/21)
風邪は思った以上にしつこく僕の身体に入り込んでいるようで、咳と微熱が断続的に続く。それでも、昨日1日じゅう寝たおかげか少しはよくなった感じがする。こういう時に限って気持ちの良いポカポカ天気が続く。今日は外にでて散歩をすれば気持ちがよさそうだ。 しかし、どうして風邪をひいてしまったのか? 今月に入ってバタバタと忙しかったせいかもしれないし、寒いと思いながら布団を足さずに寝たせいかもしれないし、散歩から帰ってきてから汗をかいて上半身裸のままで冷たい風にあたりながらネットを見ていたせいかもしれない。それらしい原因は何個か思い当たる。朝起きて、身体が妙にだるいな、食欲がないな、どうしたのだろう、と思いながらも仕事に出て一夜明けて、喉の痛み、悪寒などがあったので風邪をひいたことが判明した。 それにしても今日は良い天気である。その上、W杯でブラジルの試合がある。写真を撮りに行きたかったが、体調不良で多分注意も散漫になるだろうから、泥棒のいいカモとなってしまうだろう。早々と家でじっとしていることに決める。一キロほど離れたアニャンガバウー広場には巨大な画面が設置されていて、大勢の人が集まる。そこから、試合が始まる前から歓声が地響きのように僕のアパートに伝わってくる。隣のアパートもすぐ近くのバールも、回り中が同じチャンネルをつけているのか生放送のアナウンサーの声がいろんな方向から飛び込んでくる。そんな騒音の中、朦朧とした頭で一人ベッドで寝ていた。 突然、花火が打ち上げられ、ブブゼラが吹きならされ、わーっという歓声があがり、ゴ---~ルというアナウンサーの絶叫がした。この感じはブラジルが点を入れたのだろう。テレビをつけると案の定、ゴールシーンがリプレイされていた。 どうしてアナウンサーの「ゴール」という絶叫の仕方はブラジルも日本もおなじなのだろう。多分日本人がブラジル人をまねたのだろう。そんなくだらないことを考えているといつの間にかまたウトウトと寝てしまった
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