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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/08/06)
6・27 野武士のような

6・27 野武士のような (2010/06/28) 毎年セナの死んだ日にミサがカテドラルで行われていたが、今も行われているのだろうか? 当時は日本からもたくさんの参列者があった。
 F1レースはブラジルでは予選も含めて生中継が行われるほど人気が高い。セナ以来、バリケロ、マッサと続き、いまでは4人もブラジル人ドラバーがいる。日本では、ホンダ、トヨタが撤退してしまいF1はすっかりすたれてしまっているようであるが、現在BMWザウバーのドライバー、小林可夢偉が今日は胸のすくようなレースをして、久しぶりに、面白かった。ブラジルのアナウンサーも彼の走りを讃えていたので、僕もすっかり嬉しくなってしまった。たとえ、ブラジルに長年すんでいても、やっぱり、日本人に頑張ってもらわないと面白くない。
 そういう意味においてもW杯の日本チームの頑張りは嬉しい。サイトでいろんなニュースを見る限りでは、さんざんの前評判だっただけに全然だめであろうと思っていた。最初の2試合は見もしなかった。決勝のかっかった3試合目を初めて見て、初めて凄いじゃん、と思った。
 10数年前、日本でJリーグができた頃、ブラジルに合宿や大会に参加するために選手がよくやってきていた。彼らを何回か取材した。そのうちの一人が言った言葉が今でも記憶にある。「俺らは、フィールドで踊って何ぼですから・・・」その言い草を聞いて、こいつらはサッカーをするのではなく、踊るつもりでいるのか、人に自分の技を見せるためにサッカーをするのか、と思った。ボツボツ無精ひげをはやしたナヨッチー男の顔を見ていると、日本のプロサッカーはまだまだ全然ダメだなと思ったものである。その後、一部のサッカー留学生が常に自分の状態に気遣いながら、本当にストイックにサッカーに打ち込んでいるのを見て、これはいけるかもしれない、と少し安心した。
 そして今回W杯に出場している選手たちの、よくいえば野武士のような、悪くいえば不細工な顔を見て、今回の頑張りがなんとなく納得が言った。そういえば、小林可夢偉もカッコいいという顔ではない。
 野武士のようなごつい顔、そういう顔に好感がもてる昨今である。


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