6・28 サッカー感染 (2010/06/29)
今日はW杯のブラジル試合日。町の盛り上がり方が、先日のポルトガル戦に比べてイマイチのような感じがする。W杯中は仕事にならないのでこの期を利用して金、土、日、月と休んで旅行に出ている人もいるみたいだし、3時からの試合に合わせて午後から休みにしてしまった所も多いからであろう。 試合前に町を歩くと、家に向かう車で大通りは超ラッシュ、メトロの駅前も、ものすごい人でごった返していた。おっ、これは!と思い写真を撮ろうとしたが、カメラに記録カードをさし忘れていることに気づく。せっかく出てきたのでリベルダーデでカフェでも飲んで帰ろうと、いつもの店に寄ると、ここもシャッターをおろしている所であった。 今日はどうもタイミングが悪い。写真も撮れないし家で初めてブラジル戦を観戦することにした。始まりの笛がなると同時に、窓の外からブブゼラ、爆竹、歓声がどっと流れ込んできた。南米予選で対戦相手のチリには勝っているし、カカー、ロビーニョなどの主力選手も今日は参加しているだけに余裕の試合運びである。常にボールはブラジルがキープしており見ていても安心感がある。まったくサッカー音痴の僕がみていても、やっぱり強いなーと思える試合運びであった。今日の街の盛り上がりがいまいちだったのは、皆、チリには絶対勝つと思っていていたからかもしれない。 W杯でブラジルが敗退するか、優勝するまでは、病院も銀行をはじめいろんなものがはほとんど停まったような状態である。まったく困ったものである。アルゼンチンなども同じ状態なのであろうか? ここまで人々を熱狂させるサッカーの魅力が僕にはよく解らないが、日本戦、ブラジル戦と見てほんの少し、サッカーの面白さが解ったような気がする
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