「まあ、５０歳には見えるわな」 「え・・・」 　行きつけの日本食のレストランのマスターと話していて年齢の話しになった。まさか５０歳に見えるとは・・・、自分では気持ちだけは、さすがに２０代とは言わないまでもまだ３０代のつもりだっただけにショックであった。まあ、四捨五入すれば５０歳だから、そう言われても仕方がないのだが・・・・。でも５０歳とは・・・。 　昔から老け顔だと言われてきたが、４０を越えて顔の皮膚はどんどんたるみ、髪は薄くなり自分でも鏡を見るたびに老けたな、とは思っていた。人から実際に言われるとちょっとショックである。でも、現実だから仕方がない。自分にそう言い聞かせるしかなかった。 　しかし、僕のような人間がよくここまで生きてこれたものだ。自分自身を褒めてあげたい。もちろん、父、母、そして周囲の人々の助けがあってこそである。これらの人々には感謝している。 　でも、まだ「歳をとる」ということに自分の気持ちがおいついていない。６０を越えた２人の友人は「歳をとるということが楽しくてね」と言う。僕も早くそう言えるような境地になりたいものだ。５０歳になったら、いや６０歳を越えたら僕もそう言えるようになれるだろうか？？？ カフェの実。最近、無性にカフェを飲みたくなることが多くなった。カフェイン中毒の気があるのかもしれない。ボケ防止にはいいのかな？

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