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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/07/08)
7・10 新しい道着

7・10 新しい道着 (2010/07/11) 最近、13歳の息子は急激に大きくなり、身長もほぼ僕と同じ位になった。彼は少林寺拳法を8年近く続けている。身体が大きくなったために、道着がすっかり小さくなり、短期間一緒に練習していた母親の道着をしばらく使っていた。それも小さくなり、新しいのを買わなければいけなくなった。
 せいぜい1週間に一度使うくらいだが、本人は新しい道着がよっぽど嬉しかったらしく、道場で恥ずかしそうな笑顔を浮かべながら「ありがとうございます」といいながら、先生から真っ白な道着を受け取った。本人は何も言わなかったが、母親のお古が恥ずかしかったのかもしれない。
 考えてみれば、息子の服は小さな頃から皆お古である。友人や姉と妹の子供のお古をもらったモノである。それでも息子は何も文句を言わずに使ってくれた。もっとも、お古とは言え、日本の服はブラジル製に比べれば、作りもしっかりしており、高そうに見えるから、息子もむしろ喜んで使っている感じがする。それに、日本の人は、たくさん服を持っているから、新品と変わらない。
 家に帰って、道着をきせると、ぴったりのような感じもする。もう1ランク大きい方がよかったかもしれない。試着した後、息子は丁寧にたたみ、買った時とほぼ同じ状態にたたんで袋に入れた。脇でみながら、そこまで丁寧にたたむ必要はないよ、と言おうかと思ったが辞めた。せっかく本人が大切に扱っているのだから。僕だったら、ぱぱっと適当にたたんで終わっていたと思う。それだけ息子は嬉しかったのだろう。お金的にはちょっときつかったが買ってやってよかった。いつか日本に連れて行って、上から下まで、新しい服を買ってやろう。


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