7・12 メルカードに行く楽しみ (2010/07/13)
最近、カウド・デ・モコト(牛足スープ)や野菜スープ、カフェを食することがメルカード(市営市場)に行く楽しみのひとつとなってきた。こういう楽しみがないと、毎週20分も歩いて市場までは行けない。 今日は小雨が降る天気でどうしようかと迷ったが、濃厚なカウド・デ・モコトの誘惑が勝り、雨のショボ降る中を歩いてメルカードに行った。 アジ、アンショーバ(日系の人はマスと呼ぶ、焼くとおいしい)、カツオ、アサリを買う。アサリはリオの北で採れたモノらしい。さほど公害の影響はないだろうが、あの辺には原子力発電所があるから少し心配ではあるが・・・。でも年に1,2回食べる程度だから害はないと思う。すべての合計37レアル(約1800円)。 さらに肉屋にいく。僕の欲しかったクッションモーリはまだ肉の仕分けをしてないという。これがそうだよ、というふうにおっちゃんが、ぶらさがっている巨大な足の肉の塊を包丁で示した。多分、この肉は今日ついたばかりなのだろう。待っているか? と聞いてきたので、また後から来ると告げて楽しみのカウドを飲みに行く。 いつものように、茶碗いっぱいになみなみと入れられたカウドをスプーンで3すくいほど飲んでピメンタ(トウガラシのエキス)とファリーニャ(マンジョッカ芋の粉)を大量に投入。よくかき混ぜてちょうどいい具合になったところで食べる。うまい! 濃厚なスープとマンジョッカが混ざり合いなんともいえぬ味を醸し出している。欲をいえばもう少し熱ければもっとおいしいのだが・・・・。 腹が膨れた所で、肉屋に行くと、既に仕分けがすんでいた。1・5キロ、18レアル(900円)。今度はバール(軽食屋)でカフェ・コン・レイチ(ミルクコーヒー)を飲む。たった1レアル(50円)であるがマメのブレンドが良いのか不思議においしい。 帰り際にワイン屋によってピノアールワインの値段を聞くと一番安いモノでも40レアル(2000円)もするという。どうして、メルカードの中のワイン屋は高いのだろうか。高くても25レアルまでのワインしか買う気がなかったのですぐ店を出た。 メルカードの前の店では、シュラスコ・グレゴ(トルコやアラブでよくみかけられる肉を挟んだサンドイッチ)を数人の人がうまそうに食べていた。値段はジュース付きでたったの2レアル。衛生的には超不衛生であろうが、来週はこれを食べてみよう。
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