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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
7・29 替え玉 [画像を表示]

7・29 替え玉 (2010/07/30) 息子に「何を食べたい?」と聞くと、相変わらず返ってくる言葉はラーメン。僕としては、今日はピザでも食べたかったのだが・・・。
 サンパウロには2店のラーメン専門店がある。1軒は自家製麺を使って、すべてブラジルで材料を調達している。もう1軒は麺、タレを日本から輸入している店である。当然値段は2倍以上違うのだが、息子は安い方を気に入っているのでお金を払う側からすればありがたい。僕としても、値段の差ほども味の差を感じられないので、安い店の方がいい。
 この安い方のお店はラーメン1杯11レアル(550円)。大盛りで1レアル増し、替え玉で2レアル増しとなる。他の外食に比べてもかなりリーズナブルな値段である。そのため、日系人中心の客でいつ行っても行列ができるほどの人気である。本当は行列に並んでまでして食べるの嫌いなのだが、前回待ち切れず、カツドンを食べに行って大失敗したので今日はじっと我慢して待つ。
「替え玉を頼んでみるか? でも食べられる?」と息子に聞くと「大丈夫だ」と言う。以前は大盛りでも少し残したほどであるから本当に食べきれるのだろうか。一抹の不安を感じながら、僕はとんこつの替え玉、息子は醤油の替え玉を頼んだ。最近急激に大きくなり、冬休みの間に、僕と同じになったような感じがする。これくらい大きくなると多分食べきれるだろう。
 僕にとっても替え玉は初めての経験である。1杯目は軽くスルスルっと。2杯目、ちょっと飽きが・・・。二杯目のために、ゆで卵を残しておいて良かった。さらに、七味とラー油で味を少し変え食べ終えた。満足! もう、これ以上はラーメンは食べたくない。そんな感じである。息子も僕より少し遅れて食べ終えた。
「次も、替え玉を食べるか?」と聞くと「食べる」という。結構、彼も気に入ったようだ。しかし、よく食べるようになった。これからますます食べるようになるだろう。今後、彼といく店は、食べ放題系の店になりそうだ。
 仕上げに行きつけの店で、僕はカフェ・エスプレッソ(2レアル)、息子はココアを飲み、二人とも大満足で家路についた。

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味はともかく、これほど容易に日本食が食べられる町は少ないだろう。サンパウロは日本人にとって、治安以外は恵まれた都市である。

 


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