8・19 サーモンとマス (2010/08/20)
ここ最近、寒い日が続き、かつ海が荒れているというニュースをみていたので今週の火曜日は魚の買い出しに行かなかった。今日行って、魚屋のにいちゃんに聞くと、やはりその通りでほとんど魚が入っていなかったとのこと。今日も、天候の影響で魚が少ない。 いいハマチが入っていたので欲しかったが、大きすぎるし、1キロ28(1400円)というのは僕には高すぎた。ふと隣を見ると、サーモナーダと書かれている札があった。 「これは何?」 「マスだよ。サーモンが高くてあまり入らないから、最近安いチリ産のマスが入っているんだよ」 ブラジル人は赤身の魚がすきで白身はあまり好のまない。そんなことから、チリの養殖のサーモンがどんどん輸入されていた。もともとは日本人が養殖を始めたモノらしいが、今ではほとんどが海外の企業らしい。去年の暮れあたりから、イケスに病気が蔓延し、ほとんど壊滅状態でブラジルにはもうほとんどサーモンは入ってこないのでは、と心配されていた。 入荷する量が減ったサーモンは、以前はキロ25レアルだったものが、今では35レアル以上するようになった。そこで登場したのがほとんど味も色も変わらないマスだ。ただ若干肉が柔らかく、筋が多い。日本人の、味のうるさい人間が食べたら解るだろうが、どちらかというと味音痴の多いブラジル人にはほとんど解らないらしい。キロ25レアルだから、サーモンと比べると随分安い。 僕は、もともとサーモンが好きではないので関係ないが、マスの出現は日本食レストランにはまさに救いの女神といえそうである。
 | マスは見かけもサーモンに良く似ているので、普通の人には解らない。写真中央はマス。 |
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 | フェジョアーダ専門店の前を通ると、食べたくなって一瞬買おうかと思ったが、前回塩抜きを失敗したことを思い出し買うのをやめた。ここ数カ月フェジュアーダを食べてないので、そろそろ食べたくなってきた |
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