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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
8・25 習い事 [画像を表示]

8・25 習い事 (2010/08/26) ブラジルの学校は半日で終わるところが多い。息子の友達などは、学校が終わった後に、スポーツクラブや英語教室などに通うのが普通らしい。ブラジルでは、英語、コンピュータができないと企業などの就職は難しいこともあって、親たちはせっせと、こうした教室に通わす。
 子供の中には、学校の後はびっちり、こうした教室の予定が入っている子が普通にいるようだ。それじゃ、遊ぶ暇がないじゃないかと、と思うが、サンパウロは外で遊ぶのは危険なので、遊ぶと言ってもせいぜい家の中でゲームをするくらいしかない。そうなると教室に通わせて、習い事をさせた方が良い感じも確かにする。
 息子は遠慮してか、僕には決して「○○が欲しい」とか「○○がしたい」とか言わない。たまたま、息子の友達とエレベータに乗り合わせたおりに彼がYMCAに通っていることを知った。
「友達はスポ-ツクラブや習い事に行ってるの?」と息子に聞くと、息子がうらやましそうに「友達は皆、英語やスポーツを習いに行っているよ」という。この時初めて、彼もこうした習い事に行きたかったことを知った。しかし、僕にはとてもそんな余裕はないので、とりあず英語は、任天堂のDSにある英語の教材を使って1日1時間ほど教えることにした。DSを使うことによって、僕のひどい発音ではなく、正しい発音の英語を覚えることができる。語学的才能がゼロの僕にも、英語を思い出すのにちょうど良い。一石二鳥と思い始めた。教えているうちに「日本語も教えてよ」と息子が言ってきた。本人がやりたい、というのだったら仕方がない。しぶしぶ日本語も教えることを了承した。
 以前からバスケットボールをやりたいと息子は言っていた。知人が「YMCAは安くていいですよ」と言っていたとを思い出して、何気なしに「YMCAでもバスケットボールはできるのか」とたまたま先日息子に聞いた。その言葉だけで、息子はYMCAの利用概要と値段を知らべてきてしまった。多分彼はよっぽど行きたかったのだろう。値段は1カ月7000円ほど。できれば行かしてあげたいが、今の僕には結構痛い金額である。息子には「考えてみる」と言ったが、どうしようか?? 悩むところである。 

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 帰宅する人々。
 サンパウロの今の物価は、日本の人が驚くほど高い。そんな中で一般市民はどうやって生活しているのだろう。不思議になる。


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