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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
8・29 これからどうなる?

8・29 これからどうなる? (2010/08/30) 文協の図書館を利用したくて、半年分の会費90レアルを払い、協会の会員に2週間前に登録をした。ところが、1週間たてども、2週間たてども、会員カードは来ない。ついにしびれを切らしてしまい、どうなっているのか聞きに行くことにした。
 文協とは日伯文化協会のことで、1955年(昭和30年)コロニアの中枢機関として発足した。一世の人が減っていくにつれ、そして日本の経済が衰退するにつれ、文協もすっかり寂れ、かつての勢いは事務所に行っても全く感じられなくなっていた。
 日本からの寄付もどんどん減り、会員を増やさなければならないはずなのに、その機能は「なんだいこりゃ」というものであった。登録時にも良く解らない煩雑な手続きで、すったもんだした。が、担当の女性は非常に懇切丁寧に扱ってくれ、怒りを抑えることができた。しかし、今日いくと、彼女は一転し、疲れた面倒くさげな表情で「そうなんです。業者に発注しているので1カ月かかります」と言う。
 僕からすれば、「そうなんです、じゃないだろう。そんなこと初めから解っているなら、なぜ最初から言わないのだ!」と思ってしまった。その言い方からすれば、他の人にも文句を言われたことがあるのかもしれない。最初に言ってくれれば、わざわざ来ないし、今日も30分も待つことはなかった。もうあきれて何もいいたくもなかった。多分、日系コロニアの人は気長な人が多く、僕みたいな短気な人は少ないのだろう。今、ブラジルの銀行でカードを作れば3日もすれば届く。それが文協では1っか月以上かかるらしい。いったい何をしているのか? 別にカードはチップや磁気が入ったものには見えなかったから、名前をカードに印刷するだけだと思うのだが・・・。もし本当にそれだけ日数がかかることが解っているのなら、対策を考えて、カードが届くまでは領収書を見せれば借りられるだとか、すればいいと思う。もしかしたら、それくらいのことはしているのかもしれない。しかし、少なくとも彼女は僕に何もいわなかった。忘れていたのか????
 たぶん会員のサービスなんて考えていないのだろう。


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