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南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2020/04/05)
9・30 ブラジル帰国

9・30 ブラジル帰国 (2010/10/04)  今回の旅は、すべてのことが、ジグゾーパズルのパズルがパタパタと入るようにうまくすすんだ。あまりにうまく行ったので最後のドンデン返しが待ち受けているのではないか、という考えがよぎり、一抹の不安に襲われる。
 12時間にも及ぶワシントンでの待ち時間は成田空港で買っていた5つのおにぎりでじっと耐えた。ワシントン空港の飲食店が高いということを聞いていたので、前もって購入していのだ。
 成田空港のおにぎりが普通のコンビニ並みの値段だったので驚いた。さすがに空港といえども、おにぎりに200円も300円も取れないのであろう。次回もこの手で行こうと思う。しかし、行きの6時間の待ち時間は楽勝であったが、さすがに12時間にもなるとそうもいかなかった。温かいコーヒーくらいは飲みたくなった。5ドルくらいは持ち合わせが必要だなと痛感した。行きに比べ手荷物も多いし、疲れているし、空港内をぶらつく気にもならない。持っていた本を読んでなんとか時間をつぶす。
 空港の旅行者を見ていると、意外にみんなラフな服装で、Tシャツにジーパンという姿が結構多い。若者の多くはビーチサンダル履きである。帰りの税関を恐れて、ジャケットに綿パン姿の僕がちょっと浮いているような感じさえある。旅の服装も変わったモノである。
 最後のワシントンーサンパウロ間を終え、最終難関の税関である。去年はスーツケース1個でひっかかってしまった。その時は、僕の前にいた中国系の叔母さんは山のように荷物を持っていたにもかかわらずだ。その苦い体験から今年は荷物を2個に増やした。さらに旅行者に見えるようにこざっぱりした服装もきてきた。
 別に大したものは持っていなかったが、外付けHDや、知人に頼まれたカメラなど、持ち込み制限内の500ドルは越えていたので、できればひっかかりたくなかった。
 今日の是非を決める監理官は中年の白人系の女性である。最初、そのまま行けという合図をしてくれたので、ほっとしながら機内で渡された税関申請用の申請書を渡した。と、突然、申請書を見た彼女の顔がこわばり「止まって!」と言う。ドキーンと心臓が大きく打つ。彼女はゆっくり申請書を見直し、「行っていいわ」と言う。まさに危機一髪!! やった! 危なかった。
 今回の日本への旅は、いろんなことが思った以上にうまくいった旅であった。旅を終えて、なんとなく寂しくもあるが、ブラジルで新たな気持ちで頑張ろうという気も沸いている。


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