10・16息子の成長 (2010/10/17)
どうやら、息子に身長を抜かれたようである。8月ごろまでは、わずかに、僕の方が高い感じであったが、最近一緒に歩くときなどに横目で目の位置などを見比べると、なんとなく向こうが高いようなのである。僕自身165センチほどしかないから、どちらにしろ抜かれるとは思っていたのだが、いざ抜かれると「ついに抜かれてしまったのか」、と残念なような、悔しいような、うれしいような、複雑な気分である。 やっぱり息子の成長を素直に喜ぶべきなのだろう。もうすこし大人の父親にならなければならない、とは思うのだが、父親としての意識が少ないのか、なんとなく悔しい。「とても子供がいるような感じはありませんね」ときどき人にいわれるのも、ずっと我侭放題に暮らしてきて、父親としての意識がかけているからだろう。 息子の成長をずっと柱につけてきた。以前はしょっちゅう、つけてくれと、せがんできたが、僕に遠慮してか最近は言わなくなった。もし、そうだとしたら、彼は僕なんかよりもずっと大人なのかもしれない。
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