10・18 歯痛 (2010/10/19)
半年ほど前に、鳥のから揚げを食べていて、ガリッという音がしたことがあった。数日後ひどい歯痛に見舞われ、いきつけの歯医者に行くと、奥歯が割れているという。割れた奥歯の破片をとってもらい、簡単な応急処置をしてもらった。 「きちと治療するには、神経をとって消毒しなければなりませんね」 値段を聞くと600レアル(約3万円)であった。とてもそんな余裕はなかったので、しばらく様子を見ることにした。その後大きな痛みには襲われなかったのでそのままになっていた そして、昨日。激しい歯痛に見舞われた。もう、寝ることもできないくらいの痛さであった。それこそ、奥歯をぐりぐりこねくり回して、抜きたい気分に襲われた。当時かった痛み止めの薬のことを思い出し、探して飲んだが、痛みは治まらない。 この奥歯は、あれから、数回痛んだが、薬用の歯磨き粉で磨いてプロポリスをつければ、痛みは嘘のように消え去った。今回も同じことを繰り返したが、まったく痛みが引く気配はない。それでも薬が効き始めたのか、痛みが薄らぎ始め、なんとか寝ることはできた。 朝一番で歯医者に電話して行く。 「膿がたまってるんで痛むんですね。でも、プロポリスのおかげか、そんなに腫れてませんし、ひどくなっていませんね。治療するにしても、腫れが引かないとできませんから、塩水で何回もうがいして、膿を出してください。そうすれば、痛みは消えるでしょう。そんなにひどくないから、大丈夫、大丈夫」 というのが先生の検診であった。 大丈夫というが、この痛さにはホトホトまいった。痛さには強いはずなのだが、何時間も続くと、参ってしまう。 塩水で口をゆすいで、膿をだすしかない、というのは、なんとも心もとないが、これが簡単で一番いい方法ならやって続けてみるしかない。
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