10・22 撮影 (2010/10/23)
ある会社のパーティの撮影を頼まれすることになった。本当をいうと、この手の写真はあまり撮りたくない。時に、アレを撮れ、コレを撮れと、顎で指図され、頭にくることがしばしばあるからだ。知人のカメラマンには、変な癖がつくからといって、このような仕事は断っている者もいる。確かにそのとおりの部分もあると思う。できれば、それが一番である。パーティなどの頼まれた撮影では常に喜ばれる写真をとるように心がけなければならないから、自分の写真でも知らぬ間に人を撮るときについついそういう写真をとるようになる癖がつく。 でも、自分はカメラマンです、と人にいうなら、それで食べていきたいから、頼まれれば何でも撮る。まあ、貧乏カメラマンだからそれも仕方がない。 しかし、いろんな撮影をすることにより、絶対失敗しない撮り方、いかにすればきれいに撮れるかなどいろいろ考えるし、何より写真をあげて喜ばれるのがうれしい。僕は、1枚でも多く撮ればそれだけ写真がうまくなると思っている派だから、お金をもらって写真の技術が向上すれば、それは言うことがないと思っている。 自分が撮りたい写真だけ撮る、そうなりたいと思っているが、まだまだなかなか難しそうである。
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