11・11 買い物 (2010/11/12)
久しぶりにメルカード(市場)に魚を買いに行く。ちょうど肉もワインもなくなったので買う予定である。 いつものような魚屋にいくと、イワシがない。3ヶ月の禁漁期間に入ったそうだ。いきつけのベッチの店にはあんまりたいした魚がないので、2軒目に行くと、オオアジが入っていた。前回あまりにも大きすぎて買えなかったが、今日のモノはちょうどいい大きさである。1キロ12レアル(約500円)を購入し、最初の店に戻って、ペエスカーダを1キロ半買う。どちらも刺身で食べれるようである。オオアジが楽しみである。それにしても最近変わった魚が少ない。面白みに欠ける。それだけ、ブラジル人の食べる魚が限られているということか? 知人の寿司屋のオーナーに言わせると、ブラジル人はほとんど白身をたべないという。サーモン、マグロ一辺倒らしい。せっかくおいしい白身の魚がいっぱいあるのにもったいない話である。 「入れていてもあんまりうれないからね。どうしてもサーモンとマグロになっちゃうのさ」とオーナーはいう。 肉屋で、1キロ半のクッションモーリ(牛肉の部位)を買う。ついこの間まで、1キロ12レアルだったのに15レアルにあがっていた。 「ニーハオ、こんにちわ、シェ-シェー、どうもありがとうございます・・・」小太りのオーナーがニコニコしながら言う。愛想のいい人なのだ。こんなに愛想良く対応されると、文句も言えない。もっとも文句を言っても、ここ最近、いろんなものがあがっているので、どうしようもないのであるが・・・・・ 最後に、チリ産のエミリアーナというメーカーのワインを2本購入する。 「もう、11本しかないんだよ。もっと買えばいいのに!」19.9レアルの安売り商品だけに、グラッと気持ちは揺らいだが、できるだけいろんなメーカーのモノを飲みたいから、2本に抑える。エミリアーナは以前買ってのんだが、非常に飲みやすくおいしかった。きくとモトは50レアルらしい。 この値段ならかなりお得である。 最近はかなりいろんなモノがあがり始めた。ぐっと財布のヒモを押さえなければと思うのだが、買い物にいくと、ついつい買ってしまう。まあ、しかし、毎週魚を食い、果物、野菜、果てはワインまで。レストランに行く問い目が飛び出る程高いが、自分の家で食べる分には、ブラジルの食品はやっぱりまだまだ安いと思う。そう考えると、幸せな生活だな~、と思ってしまう
 | オオアジ。見かけはあまりおいしそうではないが、食べると締まった身がおいしかった |
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