1・7 友人 (2011/01/08)
久しぶりに遠方からきた友人と酒深夜まで飲み交わした。友人と呼べる人とこれだけじっくり話しをしたのは久しぶりである。楽しかった。 以前はサンパウロにも気が合う友人がたくさんいたが、皆日本に帰えってしまい、ほんの数人の人が残るのみになってしまった。ブラジルを去る人間がいれば、来る人間も当然居るわけであるが、僕自身のますます人嫌いになっているせいかなかなか友人といえるまでのつきあいはできない。さらに、会ったとしても人見知りしてしまうから、新たな友人なんてほとんどできない。 日本から来た人が声たからかに「人って本当に面白いわね!」というのを聞いて、簡単に知り合いや、友人になれるその人が羨ましくなった。たくさん友人、知人をもてればそれに越したことはない。僕もできるだけ多くの人と知り合いたいという気はある。しかし、自分には人をひきつけるようなパワーも魅力もほとんどないから、がっつくことなく、素の自分で接してそれで関係ができれば、それでいいし、できなければ縁がなかったのだな、と思っている。
 | どこにも行く場所がなくプラサ・ダ・セに集まってきた人々 |
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