1・9 ライチ (2011/01/10)
1パック5レアルと高かったライチが、やっと3レアルになり、今年初めてライチを食べた。白くて上品な甘さは、楊貴妃が好んで食べたというのも納得がいく。 僕が初めて、ライチを食べたのは、横浜の中華街だったと思う。冷凍のライチで、1個100円くらいしたような気がする。当時は高知のような田舎では食べることができなかった。たった1個のライチであったが、今まで口にしたことのない、上品な味にびっくりした。それが、今では1パック150円ほどで、心行くまで食べられるのだから、それも生の新鮮なものを! 贅沢な話である。息子もライチがすっかり気に入り、ライチを見ると、買ってくれとせがむが、出始めは高いからもう少し待て、と去年言ったようなことを覚えている。 今では、リベルダーデ(東洋人街)から、ライチはどんどんブラジル人の間にも広がり、スーパーや日曜市でも購入することができるようになった。もっとも、値段は倍ほどするし、半分腐りかけのようなものが多くちょっと買えたものではないが・・・・
 | たわわに実ったライチ。サンパウロ近郊でたくさん作られるようになった |
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