1・31 ブラジルの生活 (2011/02/01)
リオから帰って久しぶりにサンパウロのセントロを歩いて見る。リオに比べカメロー(路上販売者)が少ない。それだけサンパウロでは、厳しく取り締まられているのだ。いつも買い物をする、ジレイタ通りに行ってみるが、2,3人のカメローが居る程度である。 勿論、税金を払わずに、商売をすることは、法律的に悪いことではあるが、すべて完全に取り締まってしまうと、カメローをやっていた貧しい人々は生活する術がなくなってしまう。少しは生きる道を作ってあげないと、こうした人々は、泥棒になって治安はどんどん悪くなる。 ブラジルの面白いところは、いくらお金を持っていても、なかなか自由に使えないところだ。いい車に乗っていい服を着ていると襲われやすくなるし、高級アパートに住んでいくら警備をしっかりしても強盗団に襲われる。ある意味、皆ほぼ平等なのだ。 持ちすぎても、襲われないようにするためにストレスがかかるし、貧乏でも毎日の生活の心配でストレスがかかる。結局、金持ちでも、貧乏でもない、中くらいよりちょっと上くらいが一番住み易いと、ブラジルに住んでいるとつくづく思う。
 | 今のちょっと貧乏くらいが一番いいのだろうとは思うのだが、新しいレンズもほしいし、コンピュータもほしい。まだまだ人間」ができていない私 |
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