2・1 リオの町 (2011/02/02)
「リオは気に入ったわ。きれいだし、人は明るいし・・・・」 最近、リオに行ったばかりのアミーガが僕の顔を見るなり、リオの印象をマシンガンのような早口で言ってきた。 確かに、カリオカ(リオっ子)はパウリスタ(サンパウロっ子)に比べると親しみやすい。仕事を手伝ってくれた、おじさんものんびりとした、親しみやすい人であった。よくパウリスタや南の人は冷たいというが、確かに、と思えることも随分あった。やっぱり暑いところに住む人はのんびりした親しみやすい人がおおいのであろうか? 景色も風光明媚だし、市内のどこに居てもキリスト像が見えるせいか、妙な安心感があるような気がする。 ただし、リオの交通状態は最低。道はせまいし、ドライバーのマナーが悪い。その上、どこも車だらけで、ちょっと止めるということはほとんどできない。バスのレーンがほとんど決まっていないに等しいから、バスの割り込みや急停車も多く危ないことこの上ない。一緒に行ったエヅーは車を運転している間中、ブツブツと文句を言っていた。 リオは東洋人が少ないせいか、東洋人=旅行者と見られ、泥棒に狙い撃ちされるのも辛い。以前、僕もバスの中でカメラを盗まれたことがある。 もうちょっと治安がよくて、食べ物がおいしく安ければリオはすごし易いい所なのだが。
 | リオの町を見下ろす山のてっぺんにあるキリスト像は、町のどこに居ても見える。別に僕はキリスト教の信者ではないが、いつも見守られているようで不思議に安心感がある。 |
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